猫トイレの置き場所はとても大事!愛猫の快適なトイレ環境を作るために
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猫を初めて迎え入れる時や新居に引っ越す時、トイレの置き場所に悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では猫トイレの置き場所や大きさ、適正なトイレの数など、快適なトイレ環境作りについてご紹介します。
トイレを置く場所はどこが最適?
猫トイレの置き場所を考える際には、
「臭いもあるからキッチンからはできるだけ遠くにしたい」
「来客があった時でも見えないような場所にしたい」
など、つい私たち都合で決めてしまいがちなもの。
しかし、そのトイレで用を足すのはご自身ではなく愛猫ですので、第一優先は「猫にとって心地よいトイレ環境」を考えていきましょう。
では、猫トイレの設置場所としては、具体的にどのような場所がよいとされているでしょうか。
<猫が好むトイレの場所>
- 気温・湿度差の激しくない場所
- 風通しの良い場所
- 人の往来が激しくない場所
- ご飯を食べるところから遠い場所
猫は警戒心が強く神経質な面を持っているため、ストレスを感じずに用を足せるよう、設置場所は家の中でも静かな空間を選ぶのが基本です。
また、猫の嗅覚は人間の数万倍から数十万倍とも言われていますから「臭い」にも気をかけることが大切です。
おしっこやウンチの臭いが充満してしまったり、カビが発生しやすい高温多湿の場所は避け、窓を開けて換気ができる場所や風通しのよい場所に設置するようにしましょう。
また、トイレの場所を頻繁に変えるのも猫は好みませんので注意が必要です。トイレ環境に不満を持つと粗相(そそう)の原因となり、一度失敗するとやめさせるのが非常に大変なので設置場所は慎重に選んでくださいね。
▼粗相の大変さはこちらの記事で実体験を元に書いていますので、合わせてご参考ください
急にはじまった猫の粗相。やめさせるのに苦労した離島ライターの体験談
猫トイレの大きさや数は?理想の猫トイレ環境とは
猫トイレの設置場所が決まったら、次はトイレの大きさや数について考えていきましょう。
トイレの大きさ
一般的にトイレの大きさは猫の体長の1.5倍以上が理想と言われています。
市販で販売されている猫トイレは35cm前後くらいの体長で設計されているトイレが多いですが、猫の種類や個体によって狭いケースもあります。
愛猫の成長とともに窮屈そうだなと感じたら、ワンサイズ大きいトイレに買い替えてあげると猫もリラックスして用を足すことができます。
また、猫は砂かきをして尿やうんちを隠す習性がありますので、砂が外に飛び散るのを防ぎたい方は、深さのあるタイプやフード付きタイプのトイレを選ぶとよいでしょう。
トイレの数
猫を一匹だけ飼っている方はトイレの数が1個の場合がほとんどだと思いますが、理想は「頭数+1個」と言われています。
こまめに掃除ができる場合は1個でも問題ないですが、家を空けることが多い方や住居スペースに余裕があれば、別々の場所に2箇所設置しておくと猫も常に快適にトイレを使うことができます。
逆に多頭飼いをしている方はトイレの数は非常に需要で、頭数に対してトイレの数が少なすぎると1日も立たずに汚れてしまいます。
不衛生な環境を放置していると粗相やストレスの原因にもなりますので、最低でも「頭数+1個」のルールを守ってトイレを設置するようにしましょう。
まとめ
人間と同じように猫にとってもトイレ環境は大事です。特に初めて猫を迎え入れる方は、快適に用を足せる置き場所やトイレの大きさ・形などをしっかり考えていきましょう。
また、現在のお住いのトイレ環境が今ひとつだと思ったら、この機会に住居環境の見直しをしてみてはかがでしょうか。
&PETでは、ペットも人も幸せな住まいづくりをコンセプトに愛猫家、愛犬家の皆様の悩みを解決しネコちゃんやワンちゃんも喜ぶ部屋をプロデュースしている他、ペットシッターサービスなどペットと幸せに暮らせるサポートも行っています。
著者情報
Fumi.T
鹿児島県の離島に移住して10年。現在はWebフリーランスとして活動中。
妻の無類の猫好きが高じて、先住猫と保護猫合わせて7匹を飼っているほか、地域猫活動にもWeb担当として参画中。
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住み始めてからもずっと安心、ずっと笑顔で暮らしていただきたい。そんな想いで動物の専門家とスタートしました。
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