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「なにもしてないのに、横を通り過ぎようと思ったら足を噛んでくる。」
「本気じゃないだろうけど、なぜこんなに噛むの!?」

愛猫のこのようなことで、ちょっと困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

かくいう私も、2ヶ月ほど前に子猫を保護して家族として迎え入れることになったのですが、その子はどうやら噛み癖があるようで、どう接してよいか困る場面がいくつか出てきました。

そこで今回は、自身の体験も踏まえながら、猫が噛む理由について考えていきたいと思います。

猫が飼い主さんを噛む理由はなに?

猫が飼い主を噛む理由は、意思表現の1つであると言われています。

では、具体的にどのような気持ちを訴えたい時に、猫は噛むのでしょうか。

ここでは一般的に言われている代表的な5つの理由をご紹介します。

歯がかゆい

歯のかゆみが原因で手や足に甘噛みしてしまうことがあります。

これは子猫に見られる特徴の1つですが、子猫は生後2~3ヶ月頃から歯が生えてくると言われています。

歯が生える過程で歯茎がむずがゆくなり、身近にあるものをガブガブ、ガジガジと噛んでしまうのです。

私が保護した猫は、本記事の執筆時点で推定生後4~5ヶ月ですが、やはり2~3ヶ月頃が最も噛み癖が激しかったように感じます。

この行動は基本的にどの猫にも見られるため、大人になったら自然と噛まなくなったり、去勢・避妊手術を終えたらピタッととまったというケースもあるようです。

遊びたい・じゃれたい

一緒に遊んでほしい、じゃれたいと言った甘えたい表現の1つとして噛む行動をする猫もいます。

こちらも子猫にはよく見られる行動で、本来は兄弟猫や母猫とじゃれ合う中で、噛む力加減を覚えますが、早くに家族と離れて育った猫の場合は、そのさじ加減を身につけられない子もいるようです。

こちらも私が保護した子猫にぴったりと当てはまる理由で、「ガブガブと噛む=遊びたい」という気持ちの表れと言えます。

かまって欲しくない

飼い主側がしつこくしてしまうことで、噛むという行動に出る猫もいます。

基本的にマイペースでいたい猫にとって、かまって欲しくない時に触られたり抱っこされるのは不快感でしかありません。

そっぽを向いて飼い主から遠ざかる子も多いですが、噛むという表現で今はかまって欲しくない気持ちをアピールする子もいます。

興奮している

虫を追っかけ回している時、他の飼い猫と喧嘩している時など、興奮している猫をなだめようとする飼い主に噛みつくケースもあります。

こちらは性格というよりは、程度の差はあれ、ほとんどの猫に該当する行動と言えるかもしれません。

恐怖を感じている

恐怖から自分の身を守ろうとする際に、猫の多くは身を隠す行動に出ますが、中には、シャーッと威嚇したり、猫パンチをしたり、噛みついたりと、「反撃」という形で表現することもあります。

猫同士が噛み合う理由

多頭飼いをしていると、猫同士が噛み合う行為も見られます。

もともと噛むタイプじゃない先住猫が、新しく迎え入れた猫と噛み合うようになったら、驚いて心配になる飼い主さんも多いと思います。

では、猫同士が噛み合う理由にはどのようなものがあるのでしょうか。代表的な3つの理由について紹介します。

じゃれ合っている

仲がよい延長線上で噛み合いをすることはよく見られます。

ただし、じゃれ合いで噛み合うケースは子猫同士に限ったことで、成猫同士ではほとんどないと言われています。

マウンティング行為

成猫同士が噛み合うケースでは、じゃれ合いではなく、自分が優位であることを示す「マウンティング行為」であることが多いと言われています。

普段人を噛んだりすることがなかった先住猫が新入り猫に覆いかぶさって噛みついたりするのがこれに当たります。

猫同士の優位性が決まれば、このような行為はほとんどなくなることが多いようです。

ストレスを感じている

飼い主としてあまり望ましくない理由としては、新しく迎え入れた猫と相性が良くないケースです。

同じ空間にその猫がいることが嫌で、近くを通ったり、自分が落ち着ける場所に侵入されたりするとイライラが爆発し、噛みついてしまうことがあります。

じゃれ合いやマウンティング行為の噛みつきでは、血を流すほどのケガをすることはほとんど見られませんが、ストレスからくる噛みつきは「攻撃」となるため注意が必要です。

猫同士の相性については、時間が経てば仲良くなることはほとんどないため、あまりに攻撃的な様子が見られる場合には、お互いに顔を合わせないよう、部屋を分けるなどの対応も考えなければいけません。

猫が噛まないようにしつけをする方法はある?

このように猫が噛む理由には様々ありますが、子猫のうちなら多少噛まれても我慢ができるものの、成猫になると噛む力も強くなり、甘噛みでも血が出たり、ケガにつながる恐れもあります。

できることなら、噛まなくなるような「しつけ」をできないものかと考える飼い主さんも多いと思います。

そこで、具体的に噛み癖を抑えるために飼い主ができることについて、一例を紹介します。

欲求を満たしてあげる

かまって欲しい猫に関しては、その欲求を満たしてあげることが大事だと言われています。

噛み癖がある子には、夢中になれたり、噛みごたえのある硬めのおもちゃを与えたり、満足のいくまで一緒に遊んであげて欲求を満たしてあげるようにしましょう。

噛まれたら叱る

噛むことがいけないことを示すために、叱ることも有効と言われています。

その際タイミングと叱り方も重要で、噛まれたその場で感情的にならずに少し大きめの声で叱ることがポイントです。

間違っても叩いたり、放り投げたり、「怖い・痛い思いをさせる叱り方」にならないようにしましょう。

猫のしつけについては、噛みつく意外にも様々なシチュエーションがあると思います。こちらの記事でしつけに関することをまとめていますので、合わせてご参考ください。

参照:猫のしつけはどうしたらいい?犬とは違う「やっていいこと・ダメなこと」

まとめ

初めて猫を飼う方はもちろん、これまで噛む猫を飼ったことのない方にとっては、猫に噛まれることで、悩んでしまうことがあるかもしれません。

でも、そんな噛み癖のある猫も個性の1つ。そう考えれば愛猫との向き合い方も変わってくるのではないでしょうか。

猫にはそれぞれベストな距離感がありますので、その猫にあった距離感を見つけるために、積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。

著者情報

Fumi.T

鹿児島県の離島に移住して10年。現在はWebフリーランスとして活動中。
妻の無類の猫好きが高じて、先住猫と保護猫合わせて7匹を飼っているほか、地域猫活動にもWeb担当として参画中。



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