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「猫ってお風呂に入れたほうがよいの?」

猫を初めて飼う方の中には、こんな疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、猫とお風呂の必要性についてお話していきたいと思います。

猫は基本的に水が嫌い!その理由とは?

まず、猫をお風呂に入れるべきかどうかを語る前に、そもそも猫はお風呂が好きなのか、という点から考えていきましょう。

結論から申し上げると、基本的に猫は水に濡れるのが好きな動物ではありません。

その理由として、カナダ獣医師会(CVMA)はこのように説明しています。

猫が水を嫌う理由の1つは、ネコ科の種が乾燥した砂漠気候で進化したという事実と関係があるかもしれません。猫の歴史を見ると、川、湖、雨にさらされておらず、その結果、他の種ほど水に慣れてはいませんでした。[1]

もともと砂漠地帯がルーツの猫にとって水浴びをする習慣がなかったこともあって、毛が濡れることに抵抗を覚える猫が多いというわけです。

ただ、お風呂が大好きな猫もいますし、蛇口から出る水を頭から被りながら飲む猫もいるので、全ての猫がそうというわけではありません。

猫をお風呂に入れたほうがよいのはどのような時?

では、今回の本題であるお風呂の必要性についてはどうでしょうか。

犬を飼った経験がある方ですと、体臭予防や皮膚トラブルの防止のために定期的にお風呂に入れていたかもしれません。

この辺りも犬と猫では大きな違いがあるのですが、猫は肉球以外からは汗をかかない動物のため、健康であれば体臭はほとんどありません。これは狩りをする動物が持つ体質の特徴とも言えます。

また、常に自分で舐めて臭いを消したり、汚れを落としたりする毛繕いという習慣もあるため、猫の身体は常に清潔な状態をキープしています。

こうした理由から、猫は基本的にお風呂を入れる必要がない動物なのです。

ただし、同じ猫でも長毛種のような毛が長い猫は、毛が絡まりやすかったり、フケが出やすい傾向にあります。

また、猫は定期的に毛玉を吐く習性がありますが、毛玉を吐くのが苦手な子は、お風呂で毛を流してあげたほうがよい場合もあります。

毛の長い猫でしたら、1~2ヶ月に1回くらい、毛の抜けやすい換毛期には2週間に1回くらいなど少し頻度を上げてお風呂に入れることで、毛によるトラブルを軽減してあげることができます。

※猫の換毛期について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
参照:猫の冬毛と夏毛。換毛期は抜け毛のお手入れをしっかりしてあげよう

ただし、最初にお伝えした通り、猫は基本的に水を好む動物ではありませんので、嫌がる子を無理にお風呂に入れるとストレスに感じてしまいます。

そうした猫には、固く絞ったタオルや猫用の体拭きシートで拭いてあげるなど、お風呂の代わりとなる方法でケアしてあげるようにしましょう。

まとめ

愛猫は常にきれいでいて欲しいからと、お風呂に入れてあげようと思う飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。

でも、水嫌いの猫にとってお風呂は余計なストレスになってしまうもの。

あまりに毛の絡まりやフケが激しい場合は、動物病院に相談したり、トリミングしてもらうことで解決する場合もありますので、まずは猫の気持ちを第一に考えて、お風呂に入れる必要性があるか判断してあげてくださいね。

参考文献

[1] CVMA | Documents | Why Do Cats Hate Water?

著者情報

Fumi.T

鹿児島県の離島に移住して10年。現在はWebフリーランスとして活動中。
妻の無類の猫好きが高じて、先住猫と保護猫合わせて7匹を飼っているほか、地域猫活動にもWeb担当として参画中。



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