猫の寒さ対策は万全に!寒い冬を快適に過ごすために考える5つのこと
&TOPICS
肌を刺すような寒さが厳しい冬の季節。
昔から「ねこはこたつで丸くなる」という歌があるように、猫は寒いのが苦手そうなイメージがありますよね。
今回は愛猫が冬を快適に過ごせるように寒さ対策の考え方について紹介します。
猫は本当に寒がり?実は寒さに強いのでは?
猫は寒さに弱そうなイメージと思っている方も多いかもしれませんが、本当に寒がりなのでしょうか?
猫の祖先を辿っていくとアフリカの砂漠やジャングルなどの環境下で生活していた歴史があり、どちらかと言えば暑さに強い動物になりますが、現代では各地域の気候にある程度順応しているため、必ずしも寒がりというわけではないようです。
しかしながら、一般的に猫が快適に過ごせる温度が18~28℃、湿度30~70%と言われているため、室温が18℃を下回ることが多く乾燥する冬は、猫にとっては決して快適ではない環境です。
そのため、夏の暑さ同様に、猫の冬の寒さ対策もしっかりと考えていきましょう。
参照:猫もやっぱり夏は暑い!夏バテや熱中症にならないように暑さ対策を
人間と暮らす猫のための寒さ対策で考えること
猫の寒さ対策を考える際に大切なことは、私たち人間と猫では快適に感じる室温が異なること。そのため、猫のことを考えた寒さ対策を考えていきましょう。
ここでは最低限考えておきたい5つのポイントをご紹介します。
エアコン(暖房)
冬に欠かせないエアコンですが、暖かい空気は上に溜まりやすいため、人間よりも低い位置にいる猫は意外と寒く感じるものです。
また、エアコンは空気を乾燥させやすいため、場合によっては猫が脱水症状を引き起こすこともあります。
そのため、キャットタワーなど高い所に登れる場所を作ってあげる、加湿器を使って湿度を保つなど工夫が必要です。
ホットカーペット・こたつ
猫が大好きなホットカーペットやこたつ。見ていると何とも暖かくて幸せそうに思いますが、猫は意外と熱さに鈍感なもの
あまり温度を上げすぎると低温やけどになったり、脱水症状を招く危険性がありますので気をつけましょう。
トイレの場所
多くのご家庭では、猫のトイレの場所はニオイがこもらないように廊下や暖房の効いていない部屋にあることが多いと思います。
寒くてトイレに行かないということはありませんが、寒暖差が激しすぎると猫の体に負担をかけますので、特にシニア猫がいる場合は気をつけましょう。
寝床・ベッド
お気に入りの寝床やベッドがある場合は、暖かいタオルケットやフリースなど冬モードに変えてあげましょう。
また、床の上に置いているのであればダンボールや断熱マットを置いてあげたり、少し高い位置に新しい寝床を用意してあげるのも1つです。
外出時
最も室温管理が難しいのが外出時ではないでしょうか。エアコンやホットカーペットをつけっぱなしだと電気代も少し気になりますよね。
例えば、エアコンなら寒くなりはじめる時間帯にタイマーをかけておく。ホットカーペットなら全面じゃなくて半面だけ付けておくなどの工夫をしてみましょう。
まとめ
猫は寒くても言葉に出して飼い主さんに伝えることはできません。
- 体を丸めてじっと動かない
- 毛を逆立てている
- いつも寝る場所で寝ない
- 水をあまり飲まない
- 飼い主さんにぴったりくっついて離れない
こんな行動が見られたら寒いというサインなので、一度お部屋の状態を見直してみてくださいね。
&PETでは、ペットも人も幸せな住まいづくりをコンセプトに愛犬家、愛猫家の皆様の悩みを解決しワンちゃんやネコちゃんも喜ぶ部屋をプロデュースしている他、ペットシッターサービスなどペットと幸せに暮らせるサポートも行っています。
著者情報
Fumi.T
鹿児島県の離島に移住して10年。現在はWebフリーランスとして活動中。
妻の無類の猫好きが高じて、先住猫と保護猫合わせて7匹を飼っているほか、地域猫活動にもWeb担当として参画中。
ペットと住まう最高のお部屋をプロデュースしました。モデルルーム公開中です。
マンションでもここまで出来る、をぜひ体験してみてください。
住み始めてからもずっと安心、ずっと笑顔で暮らしていただきたい。そんな想いで動物の専門家とスタートしました。
知らない場所や長時間のお留守番がニガテなデリケートなワンちゃんでも安心なペットシッターサービスです。
ぜひご活用ください。
LINE@へのお友だち追加はこちらから