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犬と暮らしていると、家具選びにおいても常に犬のことを考えなければなりませんし、実際に選ぶ際に、「これは愛犬にとって良い選択肢だろうか?」と悩まれる飼い主さんも多いことでしょう。

室内犬が主流の現代では、人も動物も快適に過ごせる空間造りが大切です。

しかし、オシャレな家具はペットにとって危険な場合も多いですし、ペット用家具はインテリア性がイマイチという場合も多いです。

選択肢が限られる中でより良いものを選ぶ必要がありますが、それが中々大変なんですよね。

今回の記事では、カーペットに焦点を当てて、犬も人間も嬉しい一品を選ぶポイントを見ていきましょう。

人間(大人)だけの部屋と犬も過ごす部屋のカーペット選び、何が違う?

カーペットを選ぶ際に、そもそもどんなポイントが違ってくるのでしょうか。

人間の大人だけの空間では、見た目や肌触りなどの好みだけでカーペットを選ぶことができます。

大人であれば見た目を重視しても、汚さないように、傷つけないようにと気をつけることができるからです。

しかし、犬と過ごす部屋ではそうはいきません。

汚れにくいもの、愛犬の爪が引っかかりにくいもの、汚してもお手入れしやすいもの、などと様々な条件が加わってきます。

犬と過ごす部屋にカーペットが必要な理由

犬と過ごす部屋のカーペット選びはさまざまな条件があって大変ですが、それでも敷いた方が良い理由があります。

フローリングは犬の足腰に負担をかけやすい素材です。

参考:犬と飼い主どちらも快適な家づくり。床材選びで大切なこととは?

新築の際には床材選びから愛犬のために考えることができますが、既存の住宅や賃貸住宅では難しいです。

犬の健康のためにも、ぜひ犬と過ごす部屋にカーペットを敷いてあげましょう。

犬と過ごす部屋のカーペット選びのポイント

お手入れのしやすさ

犬と過ごしていると汚れは避けられません。

汚れた場所だけサッと洗えるタイルカーペット、洗濯機で丸洗いできる素材のカーペットなど、普段のお手入れのしやすいものを選ぶと良いでしょう。

傷や汚れに強いもの

傷や汚れへの対策も必須です。

撥水性の高いもの、爪が引っかかりにくい毛足の短いものなど、選ぶときに愛犬の目線で考えてみると良いかもしれません。

愛犬の足に優しいもの

敷物を敷くなら、愛犬の健康も考えてあげたいですよね。

例えば、クッション性のある素材のカーペットなら、愛犬の足への負担を和らげることができます。

反対に、ループ状の毛足のものは愛犬の爪が引っかかって怪我をしてしまう危険性があります。

この辺りも愛犬の目線で考えてみると選びやすいかもしれませんね。

足音が気にならないもの

集合住宅の場合は、階下への足音も気になりますよね。

吸音性の高い素材のカーペットを選ぶことで、ペットの足音の騒音対策につながります。

犬との快適な生活は足元から!

愛犬と過ごす空間では、カーペットは重要な役割を果たします。

人間も犬も使いやすいカーペットを選ぶには、条件が多くてなかなかこれといったものが見つからないかもしれません。

しかし、見つけた先にはより良いペットライフが待っています。

著者情報

maitoran(堀江麻衣)

不動産分野全般に執筆実績と関心のあるフリーライター。
2014年に中途で障害を持ち、以来「日々の暮らしの”不便”を”便利”に変える」をモットーに、家づくりについて研究中。
日々、住まいを改造・改築しながら、快適な家づくりを目指している。
趣味:スケート観戦、ハンドメイド(羊毛フェルトでなんでも作る)、間取り図を見ること、旅行。
愛犬と暮らして溺愛中。



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