犬が寝言を言うのは夢を見ているから? かわいいけど病気の心配は?
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犬の寝言がかわいい
犬と一緒に暮らしていると、毎日犬の寝顔に癒されますよね。
寝ている犬を眺めていると、時折聞こえる「クンクン」や「キュンキュン」の声。最初はびっくりするかもしれませんが、寝言だと気付くとかわいくて癒されます。
寝言と一緒に足をパタパタ動かしたり、口をむにゃむにゃしたりする犬もいます。
寝ている犬のかわいい寝言や仕草、これらは夢を見ているからなのでしょうか?
犬も夢を見るの?
犬の睡眠についてはまだ不明な点が多く、夢を見ているかどうかは定かではありません。
人間の睡眠の場合は、眠りの深いノンレム睡眠と、眠りの浅いレム睡眠があります。このうち、夢を見るのは眠りの浅いレム睡眠のときです。
犬の場合も人間の睡眠と同じように、ノンレム睡眠とレム睡眠があります [1]。
一部の動物はレム睡眠のときには夢をみていると主張する研究者もいるようですが、まだ確実にはわかっていないようです [2]。
ただ、犬は野生時代の名残で眠りの浅い、つまりレム睡眠が長いようです。
犬の眠りの浅い時間が人間のレム睡眠と同じ状態であると仮定すれば、犬が夢を見ている可能性は大いにあるような気がしますよね。
飼い主としては、犬は夢を見ていると思っているほうが幸せなのではないでしょうか?
犬の寝言から、犬がどんな夢を見ているのか想像するだけでも癒されますよね。
犬の寝言、病気の心配は?
犬の寝言はかわいいです。
しかし、はじめて犬の寝言を聞いたときや、いつもより寝言が大きいと感じたときは、犬の体調が悪いかもしれないと心配になってしまいます。
犬が寝ているときの寝言や足をピクピクさせるなどの一連の行動は、実は無意識にやっているそうです。
そのため、基本的には犬の寝言や動きに関して心配する必要はないそうですよ。
しかし、いつもより長時間寝言を言っている、寝言が苦しそうなど普段と寝ているときの様子が違うと感じた場合には、動物病院に相談することをおすすめします。
犬は夢を見ているかもしれない、寝ている時はそっとしてあげて
犬が夢を見るかどうかは、まだ解明されていない部分がたくさんあり、定かではありません。
犬が寝ているときに寝言を言っていたり、手足を動かしていたりすると、かわいいのでついかまいたくなってしまいますよね。
しかし、寝ているときは安易に手を出したり、名前を呼んだりしてはいけません。
信頼関係が築かれている飼い主と犬であっても、寝ているときにかまってしまうことは、愛犬の睡眠妨害も同然です。
愛犬の良質な睡眠のためにも、寝ている姿はとてもかわいいので、つい手を出したくなってしまいますが、その気持ちをグッと堪えましょう。
犬が寝ているときは、大きな音を立てたり、名前を呼んだりせず、できるだけそっとして睡眠の質を保ってあげることが、飼い主の責任だと思います。
犬は年齢にもよりますが、1日に12〜18時間程度寝ると言われています。
多くの時間を睡眠に費やす犬、飼い主さんがその睡眠の質を確保してあげることが大切です。
参考文献
[1] 本多和樹,「睡眠研究と動物モデル」,日本薬理学雑誌,129.6 (2007): 413-417.
[2] 三上章允,「動物は夢をみるか?」
著者情報
不動産分野全般に執筆実績と関心のあるフリーライター。
2014年に中途で障害を持ち、以来「日々の暮らしの”不便”を”便利”に変える」をモットーに、家づくりについて研究中。
日々、住まいを改造・改築しながら、快適な家づくりを目指している。
趣味:スケート観戦、ハンドメイド(羊毛フェルトでなんでも作る)、間取り図を見ること、旅行。
2匹の犬と暮らして溺愛中。
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住み始めてからもずっと安心、ずっと笑顔で暮らしていただきたい。そんな想いで動物の専門家とスタートしました。
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