愛犬もいつか高齢犬になる 見た目でわかる「老化のサイン」とは
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愛犬の元気がなくなってきた、と思ったら
犬を飼い始めると、いつまでもそばにいて欲しい、変らず元気でいて欲しいと愛犬を前に強く思うでしょう。犬は人間の5倍もの早さで歳を重ねていきます。愛犬の様子から体調の変化をいち早く発見することで、年齢にあった暮らし方をさせてあげることも出来ます。ここでは犬の年齢による変化について基礎的な知識を身に着けていきましょう。
それぞれの年齢に現れる老化のサインとは
犬は3,4歳をピークに徐々に体の機能が下降線をたどります。平均寿命は10歳を超え、小型犬なら15歳前後とも言われています。しかしその生涯の半分はシニアとしての時間を過ごすので、体にも心にも無理のない生活を送らせてあげましょう。
犬はたとえシニアになってもまだまだ元気一杯で食欲が旺盛なものです。しかし目には見えないだけで加齢による変調は起きているので、老化のサインを見逃さないよう心掛けてあげましょう。
7才の「老化サイン」
この年齢になると徐々に顔に白髪が目立ち始めます。被毛は艶が無くなり、手触りは若いころに比べだいぶ変わるでしょう。
日中は昼寝をする時間が増え、歩調もゆっくりとしたペースに変ります。
この年齢は人間であれば40代です。まだまだ元気でこれまでと変わりがないと自身も家族も考えがちですが、内臓機能などは年齢相当の機能低下が起きています。食事や運動量、生活環境の見直しを意識し始めてあげたい時期です。
9才の「老化サイン」
この年齢は人間であれば50代です。徐々に気力、体力の低下を自覚し始めます。日々の散歩はゆっくりとした歩調で歩き、夜は早めの時間から眠るようになります。
食事はペースが落ち、中には食事量そのものが減少することもあります。加齢とともに消化不良や体質の変化が起こることもあるので、無理をさせないことを最優先に生活を見直してゆきましょう。
12才の「老化サイン」
人間であればまだ60代です。まだまだ元気に過ごすことが出来、気力もある年代です。しかし犬にとって10歳を超えることは想像以上の偉業です。体の機能が衰えるだけでなく、視覚、聴覚、嗅覚も衰えが目立つようになります。中には白内障や緑内障によって視力を失う犬もいます。また10歳を超えると腫瘍の発症率が増加するので定期的な健康診断をお勧めします。
愛犬が老いても健やかに暮らせる環境を
犬も人間と同様で高齢になると日々の生活に様々な不便を感じるようになります。
例えば
〇滑りやすい床材
〇段差や階段の昇降
〇寒さの厳しい環境
は歳を重ねた体にはつらいものです。
愛犬にいつまでも快適で幸せに生活をしてもらうには
〇滑りにくい床材
〇段差の少ない室内
〇室温調整、床暖房などの設備
〇日当たりのいい居場所
〇十分な換気
などの環境が理想的です。また犬はとてもさみしがりやで甘えん坊です。高齢になるとなおのことです。不意に不安が募り、家族の存在を身近に感じていたいと願うようになります。愛犬と家族が過ごす時間の多いリビングには犬目線での工夫を凝らしてあげましょう。
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