愛犬が腎臓病になってしまったら…4ヶ月の闘病記録
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愛犬の腎臓病の宣告は、最初は耳を疑ったり、悪い夢を見たような気分になったりする飼い主が多いのではないでしょうか?
筆者も、獣医師に「よくなることはない」と言われても、何か方法がないのかとインターネットに釘付けになり、何度怪しそうな高いサプリメントに手を出そうとしたことでしょうか……。
病気になって一番大変なのは愛犬です。
飼い主は愛犬に寄り添ってあげること、愛犬にとっても飼い主にとっても負担の少ない、より良い選択をしていくことが大切だと思います。
より良い選択はそれぞれの家庭によって違うといえますので、今回は筆者の体験を記録したいと思います。
宣告
その時は急にやってきました。
前日までバクバク食べていたご飯を急に食べなくなってしまったのです。
食べない以外は元気でも、あんなに食べることが大好きな愛犬が全然食べないのはおかしいと感じ、病院へ連れていきました。
本当にそれ以外は元気だったので、まさかそこでステージ4レベルの腎臓病と言われるとは思いもしませんでした……。
ここから生活は一変します。今まで病院はほとんど無縁だった愛犬を、週に何回も動物病院に連れていくことになりました。
治療
療法食
初期の段階であれば、食事の切替が余命にも大きく影響するようで、療法食
を頑張って食べさせるよう言われることが多いようです。
担当の獣医師が言うには、「食べなかったら無理しなくても良いよ、不味いみたいだから。」とのことでした。
好きなものを食べさせたい気持ちと、食事を切り替えて少しでも長く一緒にいたい気持ちがせめぎあいましたが、結果、愛犬は全然食べませんでした。
点滴
点滴の頻度は状態にもよりますが、通院が大変な場合(頻度が多い、病院の長期休暇、飼い主の仕事など)は飼い主がやり方を教えてもらって自宅で針を刺します。
病院では丁寧に教えてくれましたが、実際に針を刺すとなると不安で、ネットでブログや動画などをたくさん見て勉強しました。
サプリメント
病院で処方されたものの他、ネットでも探し回りました。
もちろん飲み合わせもあるので、ネットで購入する場合には必ず獣医に相談します。
その他
療法食は食べなかったものの、少しでも良い食べ物はないかとネットで調べました。
調べるだけでは不安が拭えず、S N Sで情報収集もしました。
とにかく少しでも良い情報をと探し回ったものの、ネットと獣医師との意見が全く異なることも多く、筆者の場合はかえって頭が混乱したように思います。
市販のサプリや腎臓に良いとされる食材も、効果の程は結局わからないので、やはり病院での情報が一番安心だと感じました。
愛犬の変化
動物病院でも言われたことですが、腎臓病の治療は治すのではなく、悪くならないようにすることです。
点滴などで回復するわけではなく、辛さを和らげるにすぎません。
体調が良い日には元気だった頃を思い出し、もう一度あの頃に戻りたいと思うこともありました。
体調が悪い時には、もう無理をしないで良いよと思ったものです。
段々と良い日は少なくなっていき、やがて皆無に、悪い中での体調が少しマシな日としんどそうな日になっていきます。改めてこの病気の恐ろしさを感じました。
飼い主として何もできないことが本当にしんどいですが、一番つらくて頑張っているのは愛犬なんですよね。
最後に
毎年定期的に検診を受けて、血液検査でもずっと異常なし・健康優良児と言われた愛犬ですが、食欲がなくなるまで気づいてあげることができませんでした。
定期検診をしていても、シニア期になるといつ突然どうなるかわからないです。
少しでも気になる変化があった際に相談できるかかりつけ医は大切だと感じました。
犬は人間の何倍ものスピードで歳をとります、ぜひ定期的な健康診断で病気の早期発見に努めてくださいね。
著者情報
不動産分野全般に執筆実績と関心のあるフリーライター。
2014年に中途で障害を持ち、以来「日々の暮らしの”不便”を”便利”に変える」をモットーに、家づくりについて研究中。
日々、住まいを改造・改築しながら、快適な家づくりを目指している。
趣味:スケート観戦、ハンドメイド(羊毛フェルトでなんでも作る)、間取り図を見ること、旅行。
愛犬と暮らして溺愛中。
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住み始めてからもずっと安心、ずっと笑顔で暮らしていただきたい。そんな想いで動物の専門家とスタートしました。
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