大型犬と暮らすライターが語る。ペットと住む賃貸物件の探し方
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ペットは家族という認識も広がりつつあり、ペット可の賃貸物件も昔に比べて多くなっています。
しかし、まだまだペットO Kの賃貸は数が少ないのが現状です。
エリアによっては僅かな物件から選ばなければならないことも多いです。
特に大型犬と暮らせる賃貸物件はとても少なく、エリアによってはひとつもないことも、時期によってはあるかもしれません。
筆者は3件から選ばなければならなかったこともありました。しかも全て日当たりは悪いというあまりよくない条件でした。
今まで何回か愛犬を引き連れて引越しを経験しましたが、ペットが飼える物件と一口にいっても、歓迎してくれるところと、肩身の狭い思いをするところがあると感じます。
今回は、少ないペット可物件の中から、飼い主にとっても犬にとってもよりよい物件を探すコツをご紹介します。
犬OKのペット可賃貸物件を探すコツ
駅近や築浅など人気条件にこだわらない
人気の条件の物件は、ペット可にしなくても入居者は集まります。
しかし、その条件を外して考えると、入居率を上げるためにペットを飼えるようにしている物件も増える傾向があります。
引越し時期をずらしてみる
不動産の閑散期(4〜7月、10〜12月)は、入居者がなかなか決まらないため、ペットとの入居の交渉もしやすいと言えます。
物件に住んでから後悔しないために
ペット可物件になった経緯を聞いてみる
ペットが飼える物件になった経緯は重要です。
入居率を上げたいだけだと、動物が好きなオーナーではない可能性もあります。
また、途中からペットが飼えるようになった物件の場合は、前から住んでいるペットを飼っていない住人とトラブルになってしまう恐れもあります。
逆に、大家さんがペットを飼っていたり、動物が好きだったりする理由でペット可になっている物件は、ペットへの理解が深い場合が多いです。
筆者は、犬を飼っている大家さんにフードを頂いた経験もあります。犬の特性も分かっているので、少し吠えてしまっても肩身の狭い思いをしなくてすみました。
絶対に隠れて飼わない
ペット不可物件で隠れて飼うのはもちろんNGです。
1頭のみ可能の物件で多頭飼いをしたり、小型犬のみ可能の物件で大型犬を飼うといった、ルールを外れる飼育もアウトです。
発覚した場合、退去や違約金の可能性もあります。
なにより、コソコソ生活をすることは、動物たちにもストレスを与えることになります。
犬のために考えたい物件や周辺の環境
散歩コース
近くに散歩に適した公園があるか、車の通りは散歩中危険ではないかなどを確認しましょう。
部屋の窓から見える景色
窓から野良猫が通るのが見えたり、鳥が飛び立つのが見えたりすると興奮して吠えてしまう可能性があります。
室内の環境
キッチンに侵入しやすいと、誤飲の危険性が増えます。また、包丁や鍋などの調理器具で怪我する恐れもあります。
ケージやサークルを置く場所の確認も必要です。
また、線路や道路の音がうるさい立地だと、犬がストレスになる可能性があるので注意が必要です。
犬も飼い主も最適な環境を探すために
インターネットだけではわからない情報もあるので、ペット可の物件探しは不動産会社で聞く方が良いです。
中にはペット可と謳っていなくても、飼える物件があったり、交渉に応じてくれる物件があったりします。
住まいは人間にとっても犬にとっても大切な場所。妥協せずによい場所を見つけましょう。
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著者情報
不動産分野全般に執筆実績と関心のあるフリーライター。
2014年に中途で障害を持ち、以来「日々の暮らしの”不便”を”便利”に変える」をモットーに、家づくりについて研究中。
日々、住まいを改造・改築しながら、快適な家づくりを目指している。
趣味:スケート観戦、ハンドメイド(羊毛フェルトでなんでも作る)、間取り図を見ること、旅行。
愛犬と暮らして溺愛中。
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住み始めてからもずっと安心、ずっと笑顔で暮らしていただきたい。そんな想いで動物の専門家とスタートしました。
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