シニア犬2頭とペット用のフローリングで暮らしてみた。その結果は?
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フローリングは犬には歩きにくい!?
過去記事の通り、犬にとって通常のフローリングは肉球の力を思う存分発揮することができないため、足腰の負担がどうしても大きくなってしまいます。
我が家には19歳と14歳のシニア犬が2頭います。2頭とも年齢の割にはとても元気でしたが、それでもフローリングは滑ることも多く、カーペット等で対処をして生活をしていました。
そんな折に、家を建替える運びとなったので、ペット用床材を導入することにしました。
今回は、実際にペット用床材でシニア犬が過ごしてみた体験をお伝えしたいと思います。
ペット対応フローリングとは?
ペット対応フローリングは、ペットの足腰の負担を軽減するために滑りにくい素材を利用していたり、引っ掻き傷や汚れに強かったりと、ペットも飼い主も嬉しい機能が備わっている床材です。
傷がつきにくい特性から、車椅子等福祉の観点でも安心と謳っている商品も多く、将来も安心して暮らすことができる床材です。
タイル状の商品もあるので、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
具体的には、以下のような商品があります。
基本的なペット対応の部分の性能はあまり変わらないので、部屋の雰囲気に合わせて決めて良いでしょう。
ペット用フローリングの使用感。実際にシニア犬と暮らしてみた感想
実際にペット用フローリングで犬たちと飼い主が暮らしてみて、商品が謳っている特徴の、率直な感想を述べていきます。
●滑りにくい
足腰が弱ってきたシニア犬には特に、滑るフローリングは大敵でした。
滑ってしまって立ち上がりたくても立ち上がれないし、普通に歩いていても滑って転んでしまう…
しかし、ペット用フローリングでは明らかに歩きやすくなっている印象です。
超シニア19歳にとってはこれで完璧というわけにはいきませんが、調子の良い時にはお部屋の散策を楽しんでいます。
若い頃であれば、家の中でのおもちゃ遊びも捗ったかもしれません。
●傷に強い
まだ住んでみて日が浅いので要経過観察ではありますが、突板のフローロングでは目立っていた爪の跡は今の所まだ付いていないようです。
●汚れに強い
一度、寝ている間に粗相をしてしまって、汚物が一晩放置状態になってしまったことがありましたが、床に染み込むこともなく、綺麗に拭き取ることができました。
●ワックスがけが不要
滑りにくい加工をしてある商品の特性上、ワックスがけが不要な場合が多いです。フローリングにツヤを求める場合にはデメリットかもしれないが、お手入れが楽になるという点は、飼い主にとってメリットになると感じました。
ペット対応の床材はやはり強い!長期的に考えてもおすすめ
立ち上がりが困難になってきた超シニア犬には、歩き回れるとまではいかなかったが、それでも通常のフローリングに比べて歩きやすいように見えます。
引っ越してきてからの足取りが少し軽くようになった気がするので、ペット仕様はやはり強いと感じました。
ペットとの快適な暮らしを考えた住まい選びには、ペットに強い専門家に相談するのが◎です。&PETはペット専門の不動産会社ですので、ペットも飼い主も快適な住まいを提供しております。
著者情報
不動産分野全般に執筆実績と関心のあるフリーライター。
2014年に中途で障害を持ち、以来「日々の暮らしの”不便”を”便利”に変える」をモットーに、家づくりについて研究中。
日々、住まいを改造・改築しながら、快適な家づくりを目指している。
趣味:スケート観戦、ハンドメイド(羊毛フェルトでなんでも作る)、間取り図を見ること、旅行。
2匹の犬と暮らして溺愛中。
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