コロナ禍での犬との生活。もしもに備えて知っておきたい基礎知識
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テレワーク等で在宅時間も増え、愛犬と一緒に過ごす時間が増えた人も多いでしょう。
在宅ワーク時の愛犬との過ごし方は、過去記事で紹介しました。
参照:犬のストレスは飼い主が上手に解消!在宅ワーク時の愛犬との付き合い方
不要不急の外出は控えなければなりませんが、愛犬との散歩は必要なものです。
2021年8月現在では変異株が猛威を振るう中、愛犬との生活でどのような点に注意をするべきなのでしょうか?
犬も新型コロナウイルスに感染するリスクはある?
厚生労働省によると、新型コロナウイルスに感染したヒトから、イヌやネコに感染したと考えられる事例が報告されているそうです。
つまり、飼い主が感染すると、愛犬に感染させてしまう可能性はゼロではないということです。
現段階では飼育動物からヒトへの感染は低いとされており、愛犬とのふれあいの後は、手洗いとアルコール消毒など、一般的な対策で良いとされています。
犬が新型コロナウイルスにかかってしまった場合の症状
症状は人間とは違い、嘔吐や下痢の症状が出ると言われていますが、現段階でははっきりした症状はわかっていない状況です。
飼い主が新型コロナウイルスに感染してしまったら・・・
もし新型コロナウイルスに感染してしまった場合、原則は入院か宿泊施設での療養になります。
そのため信頼できる家族や知人、ペットホテルに預ける必要が出てきます。
できれば検査結果が出る前から、預け先の選定、預ける準備をしておきましょう。
愛犬を預ける際に、預け先に感染させないように最新の注意が必要です。玄関の前にケージを置き、取りに来てもらうなど、ヒト同士が直接接触しない工夫をします。
また、預かる側は万が一に備え、預かり犬と接触する際には基本的な感染対策をしっかりします。動物がいる場合には預かり犬との接触を控えるようにして感染を防ぎます。
コロナ禍で動物病院を受診する際に注意しておきたいこと
狂犬病の予防接種
春に行われることが多い、自治体による狂犬病ワクチンの集団摂取が、感染対策のために中止の自治体が多いです。
集団摂取がなくても、予防接種をうける義務はあるため、動物病院で個別接種を受ける必要があります。
通常狂犬病ワクチンは4〜6月に打ちますが、コロナ禍では時期に関係なく受付可能です。
しかし、遅くても12月までの摂取が推奨されているため、早めに済ませましょう。
動物病院の待合室
病院の待合室では密を避ける工夫をしましょう。
車で来院して、車内で待つことを推奨している動物病院もあります。
また、オンライン診療を行っている病院もあるので、可能な場合は検討してみるのも良いでしょう。
新しい生活様式の中では犬の散歩も新しいルールを!
散歩時にはマスク等の普段の基本の感染対策を徹底させます。
散歩中の他の飼い主さんとの会話は最小限にとどめ、なるべく一人で散歩に連れて行きましょう。
散歩から帰ってきたら、愛犬を軽くふいてあげます。
散歩中は普段よりも愛犬の拾い食いなどのイタズラにより一層注意しましょう。
拾ったものがコロナ陽性の人が捨てたものかもしれません。
まとめ
コロナ禍だからといっても、犬との生活で特別なことは特にありません。
基本は普段の感染対策を緩まずに行うこと。
長い自粛生活、気を引き締め続けるのは大変ですが、散歩は飼い主にとっても良い気晴らしになるのではないでしょうか?
参考文献
厚生労働省 動物を飼育する方向けQ&A
農林水産省 新型コロナウイルス感染症について(動物を飼っているみなさまへ)
環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室 新型コロナウイルス関連情報
東京都福祉保健局 新型コロナウイルス感染症による入院・宿泊療養の際のペットの飼育について
著者情報
不動産分野全般に執筆実績と関心のあるフリーライター。
2014年に中途で障害を持ち、以来「日々の暮らしの”不便”を”便利”に変える」をモットーに、家づくりについて研究中。
日々、住まいを改造・改築しながら、快適な家づくりを目指している。
趣味:スケート観戦、ハンドメイド(羊毛フェルトでなんでも作る)、間取り図を見ること、旅行。
愛犬と暮らして溺愛中。
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住み始めてからもずっと安心、ずっと笑顔で暮らしていただきたい。そんな想いで動物の専門家とスタートしました。
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