【車椅子ライターのペット論①】私とマックス・らんの出会い
&TOPICS
筆者について
はじめまして。
&PETでライターを務めさせていただいているmaiと申します。
私と愛犬達との出会いの話の前に、ちょっとだけ自己紹介をさせてください。
私は約5年前から病気で車椅子生活となりました。
当時勤めていた仕事も退職を余儀なくされそこでこのように記事を書く仕事を始めました。
そんな私と愛犬達が出会ったのは歩ける頃のお話です。
飼い主である私の生活は大きく変わりましたが、愛犬達との関係は変わっていない(はず・・・)と思っています。
犬を家族に迎えるということはその犬の一生を背負うということです。
毎日の散歩をする体力だけでなく、毎日のエサ代、病気になった時の医療費など飼い主の責任は大きなもの。
もちろん、犬を家族に迎えてから看取るその時まで、飼い主はその責任を果たさなければなりません。
そのためには飼い主自身も健康であり、収入を維持しなければなりません。
ですが、犬の一生はとても長く、その間に何が起こるかわかりません。
絶対大丈夫なんて保証は残念ながらどこにもないのです。
私もそうでした。
自分で散歩ができなくなる日のことなんて、犬を迎える時には全く想像していない出来事です。
それでも家族の協力は不可欠ですが、犬と変わらず生活を共にしています。
飼い主である私には思わぬ出来事がありましたが、そんな時に支えてくれたのも犬かもしれません。
前置きが長くなりましたが、そんな私と愛犬2頭との出会いをお話しさせてください。
マックスとの出会い
マックスと出会ったのは私がまだ制服を着ていた頃。
私は小さな頃から犬が大好きで、ずっと犬を飼いたいと親にせがんでいましたが、「誰が世話するんだ」となかなかOKを貰えず、友達の家の犬を触っては羨ましがっていました。
ペットを飼うのは責任が伴うことですから、親も心配していたのでしょう。
しかし、中学の頃私は入院をしました。
ちょうどクラス替えの時期の入院だったため、学校に復活した時には新しいクラスになっていました。
クラス替えの後、クラスの仲良しグループが出来上がってからの学校復帰だったので、学校生活になかなか前のように戻ることができなかったのです。
そんな時に祖母の家の近所で子犬が産まれたという話を聞きました。
見に行った時に、きょうだいの中で一際大きな犬、のちのマックスがいたのは今でも鮮明に覚えています。
ラブラドールとビーグルのミックスなので、他のきょうだいはビーグルの大きさ、マックスだけラブラドールサイズだったのです。
家族全員何か感じ取ったのでしょうか、その時にその子を飼いたいと言ったら、親があっさり了解してくれて家族となったのです。
らんとの出会い
シェットランドシープドッグのらんと出会ったのは、マックスと出会った約5年後のこと。
私は大学進学を機に親元を離れて暮らしていましたが、犬がいない生活に寂しさを感じていた頃でした。
実家に帰るのにマックスにもお土産を買っていこうかなとたまたま寄ったペットショップで、他の子犬達よりも大きくなったシェルティと目が合ってしまいました。
それから毎日のようにその子が夢に出てきてしまい・・・
思わずアパートの賃貸借契約書を読み返して見たら、ペット可物件でした。
これは運命に違いない、またお店に行った時にあの子がいたらお迎えしようと決めてお店に行ったらシェルティは見当たりませんでした。
お店の人に確認してみると、今は裏にいるとのことで、連れてきてくださいました。
私はその場で家族になることを決めたのでした。
社会人なりたての頃なのに、完全に衝動的でした。
愛犬達と出会ってから
犬と出会ってからは、毎日家に帰るのが楽しみになりました。
マックスは中学の頃だったので、チャイムと同時に家にダッシュで帰りました。
念願の犬だったので嬉しくて舞い上がっていたのでしょう、部活があると家に帰るのが遅くなりマックスと遊べる時間が減るから部活のやる気は減りました・・・
しかし、犬を飼い始めたと言う話題は学校でも話がしやすく、クラス替え後に馴染めなかったクラスにもだんだんと溶け込めるようになったのはとても嬉しかったです。
らんの時は本当に衝動的でしたので、いきなり一人と一匹の暮らしのスタートでした。
マックスを子犬時代からしつけもしたしなんとかなると思っていましたが、最初からお留守番が長くなってしまうことや、性格の違いなどからトイレのしつけには苦労をしましたし、かなり寂しい思いをさせてしまった後悔はあります。
当時は引越しも多かったので、毎回ペット可物件を探すのも大変でしたし、仕事が遅くなっても必ず散歩はしなければならないので体力的にも大変でした。
しかし、一番大変だったのはらんだと思っています。
引越しや留守番で散々苦労をかけてしまったなと反省点ばかりです。
今は私が実家に戻っていたので、マックスとらん仲良く暮らしています。
犬同士で学ぶこともあるのか、2等はお互いに良い刺激を与えあっているように感じます。
出会いは突然だった2頭なので、今まで色々とありましたが現在は幸せに暮らせています。
もう2頭ともシニアの年齢ですが、健康診断も問題なし、獣医さんからお墨付きをもらえるほど元気です。
飼い主として、これ以上幸せなことはありません。
著者情報
不動産分野全般に執筆実績と関心のあるフリーライター。
2014年に中途で障害を持ち、以来「日々の暮らしの”不便”を”便利”に変える」をモットーに、家づくりについて研究中。
日々、住まいを改造・改築しながら、快適な家づくりを目指している。
趣味:スケート観戦、ハンドメイド(羊毛フェルトでなんでも作る)、間取り図を見ること、旅行。
2匹の犬と暮らして溺愛中。
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住み始めてからもずっと安心、ずっと笑顔で暮らしていただきたい。そんな想いで動物の専門家とスタートしました。
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