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ペットも高齢化社会

ひと昔前に比べて、ペットの暮らしは劇的に変化しました。
外飼いから室内飼いへと生活環境は変化し、食事は人間の残り物から総合栄養食であるドッグフードが中心となりました。

医療も飛躍的に進歩し、治せる病気も増えました。
さらに、予防医学が発達し、感染症のほとんどは予防接種や薬で予防が可能です。
健康診断も充実しており、血液検査やレントゲンなどで病気を未然に防ぐこともできるようになってきました。

このように、犬を取り巻く生活は劇的に変化しており、犬の寿命は30年前に比べて約2倍にも伸びたというデータもあります。

寿命が延びたということは、大切な愛犬と一緒に居られる時間が長くなったということで、とても喜ばしいことではありますが、一方でそれによって増えてきたのが犬の介護生活です。

長生きするようになった分、介護が必要になる犬も増えてきているのです。

愛犬にはいつまでも元気で長生きしてもらいたいものですが、いざ介護が必要になった時のためにしっかりと準備をしてお互いに負担の少ない生活を送りたいですよね。

愛犬の介護の良きパートナーとなってくれるのが、ペット用の介護グッズです。

いざ介護が必要になった時に便利なグッズ

高齢になっても元気に散歩ができるように

後ろ足ハーネス

犬は前脚に体重をかけて歩いているので、高齢になると後脚から弱ってくる場合が多いです。
後脚の踏ん張りが利かなくなると立ち上がるのが辛くなったり、歩くときにもふらふらしてしまったりと日常生活に支障をきたすようになってしまいます。

後ろ足ハーネスでサポートしてあげることで、後脚が弱ってきたワンちゃんでも立ち上がったり、散歩をしたりできるようになります。
寝たきり予防にも繋がってくるでしょう。

犬用車椅子

足腰の怪我や病気で歩くのが困難になってしまった場合には、犬用車椅子を使用することでQOLをあげることができます。
オーダーメイドのものもあります。大きさや症状に合わせてぴったりの一台を選んであげましょう。

ペットカート

ペットカートがあれば、寝たきりの状態になってしまっても外に散歩に出かけることができます。
散歩が大好きな愛犬なら特に、いつまでも散歩を楽しんでほしいですよね。
家にずっといるよりもたまには外に出かけた方が気分転換にもなるでしょう。

家の中を安心して過ごせるように

ペット用スロープ・ステップ

玄関やソファなど、犬にとって大きな段差となる部分にスロープやステップを設置することで、負担少なく上り下りが可能となります。
若い頃から気に入っていたソファは、スロープやステップがあることで年齢を重ねても使えるようになります。

床ずれ防止用品

犬も歳を取ってくると寝ている時間が増えてきます。
ずっと同じ面が床に接していると床ずれのリスクがあるので、床ずれ予防のマットやサポーターを利用して、床ずれにならないように注意しましょう。
寝たきりの場合はそのほかに、定期的に体の向きを変えてあげる必要があります。

ペット用オムツ

歳をとるとオシッコをもらしてしまったり、トイレに行くまで我慢しきれなかったりしてしまう子も多いです。
そんな時はオムツをすることで介護の負担を軽減することができるかもしれません。

ペット用靴下・靴

フローリングは犬にとっては歩きにくい素材です。
若いうちはなんとかなっても、歳をとると踏ん張りがきかなくなってくることも多いです。
床の上で滑ってしまうことが増えてきたら、滑り止め付きの靴や靴下を履かせることで、フローリングの上でも踏ん張りがきくようになり、歩きやすくなる場合があります。

食器スタンド

食器を床に置くと、かがんで食事をしなくてはならないので、年齢を重ねると負担になってしまう場合があります。
食器スタンドで高さを出してあげることで、食事の時に負担が少なく、より食べやすくなります。
愛犬の体のサイズに合わせてスタンドを選んであげましょう。

年齢を重ねたら体のケアも大切に

サプリメント

最近は犬用のサプリメントの種類も豊富です。
人間も年齢を重ねてくると体の気になる部分にアプローチするようなサプリメントを取り入れる方は多いですが、犬も同じです。
足腰が弱ってきたらグルコサミン、視力が気になってきたらルテイン等、愛犬の気になる部分に対応したサプリメントを取り入れることで、健康寿命を延ばすことができるかもしれません。

体拭きタオル

歳をとってくるとシャンプーを頻繁にするのは負担が大きいものです。
シャンプーの回数を減らしても清潔でいられるように、こまめに体拭きタオルで拭いてあげましょう。

いつまでも健康で長生きしてもらいたい

大切な家族である愛犬。
医療が発達した今、犬の平均寿命はどんどん伸びてきています。
そんな中、次の課題は介護だと言えるでしょう。

健康寿命を延ばして、できるだけ介護をせずに長生きしてもらえたらそれほど嬉しいことはありませんが、もしも愛犬の介護が必要になった時、最善を尽くせるようにすることが飼い主の役目であると思います。


著者情報

maitoran(堀江麻衣)


不動産分野全般に執筆実績と関心のあるフリーライター。
2014年に中途で障害を持ち、以来「日々の暮らしの”不便”を”便利”に変える」をモットーに、家づくりについて研究中。
日々、住まいを改造・改築しながら、快適な家づくりを目指している。
趣味:スケート観戦、ハンドメイド(羊毛フェルトでなんでも作る)、間取り図を見ること、旅行。
2匹の犬と暮らして溺愛中。

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