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2-1【車椅子ライターのペット論④】飼ってみたらこんなに違った。ペットとの暮らしのイメージと実際。

犬も個性豊か!想像とは違う犬との生活

犬を飼おう、これから飼えたら良いなぁと考えているときは、ネットで飼い方や犬の性格を調べたり、可愛い犬の動画を見たりして犬との生活を想像するものです。

私が犬を飼い始めた当時はネットが少しずつ普及し始めたきた頃なので、今よりも情報が少なく、動画などはほとんどありませんでしたが、インターネットや図鑑等を見ながら犬との生活を想像したものでした。

しかし、本やインターネットの情報はあくまでも一般論です。
犬はそれぞれ個性があるために、飼い始めてみると調べていたこととは違うことばかりです。

その違いをご紹介する前に、まず簡単に私の愛犬を紹介しますね。

私は今2頭の愛犬と暮らしています。
一頭目がラブラドールレトリーバーとビーグルのミックスの「マックス」、17歳のシニア犬です。
私が子供の頃にやってきました。

もう一頭がシェットランドシープドッグのらんです。
大人になって一人暮らしをしていた頃、ペットショップでビビっときてしまって家族になりました。

犬は一般的には人懐っこく飼い主に従順と言われています。
また、犬種によっても性格は違い、ラブラドールの場合は優しく穏やか、泳ぎが好き、シェルティの場合は感受性が高く明るいが臆病などと言われています。

もちろんこのような犬種の特性に当てはまる部分もありますが、そうではない部分もたくさんあります。

今回はそんなエピソードをご紹介します。

犬も生き物。人の言葉や雰囲気に反応する。

犬を飼う前、友達や親戚の犬がごはんや散歩という言葉に目をキラキラさせているのをみると、犬は言葉がわかるものなのかと感動したものでした。
しかし、分かる言葉はごはんや散歩などの犬に関わる極一部の言葉だと思っていたのです。

実際に一緒に何年も過ごしていると、犬の言葉の理解力はどんどん増えてきていると感じます。

真剣に真面目な話をしているときは空気を読んで遊んで攻撃はしてきませんし、テレビを見て笑っているときは尻尾を振っていたりします。
歳を重ねるごとに言葉の細かいニュアンスも雰囲気で理解できるのか、人間よりも犬に悩み事を話す方がスッキリするような気がするときさえもあります。

さらに、自分の話をしている時はわかるようでしっかり聞き耳を立てています。
ドッグランでカッコよく走っていたなど、良い話の時にはノリノリで話を聞いていますが、ゴミ箱をひっくり返して失敗して頭からゴミを被ってしまったなど、カッコ悪いイタズラの失敗談を話しているとあからさまに不機嫌になります。

また、テレビに出ている犬をかわいいなんて褒めるとヤキモチを焼くので、迂闊なことは言えません。
言葉をかなり理解しているのはとても楽しいですが、犬だからわからないだろうという認識で会話はできません。

大嫌いな病院に連れていかなければならない時も、会話で察知されてしまうと絶対に動こうとしなくなるので、犬に聞こえないように話さなければなりません。しかし、犬は耳がいいし空気を読む力も優れているため、家の中にいるのにメールやラインでやり取りをする羽目になるのです。

性格が多様

犬種によって性格は異なると言われていますが、それでも同じ犬、基本的には飼い主に従順で人懐こく素直というのが犬一般のイメージではないでしょうか?

我が家の場合は2頭いますがどちらもそんな「犬らしさ」があまり見当たりません。

さらに性格は正反対。

マックスは人のそばに居ることが好きなようで気がついたら隣に座っています。しかし、らんはツンデレタイプで、そばに居ることに気付いたら逃げてしまいます。

マックスはイタズラが大好きで派手にやらかしますが、それ以外は基本的におとなしめ。らんは基本的には大真面目ですが、その真面目が仇となり、正義感から人間世界では無駄吠えになるようなことでも吠えてしまいます。
(吠えると近所迷惑にもなってしまいますので、どうしても怒られる回数が増えてしまう)

年齢も家に住んでいる年数も長いマックスのことは尊敬しているし、さらにマックスはあまり叱られない。それを思ってか、らんはマックスの行動を色々と真似をします。

マックスの必殺おやつもらいたい技のかわいいポーズを真似したり、散歩コースを真似したり・・・

そんな後輩のことをマックスはかわいがっているようで、食べ物以外はらんちゃんファーストで行動しています。
お気に入りのソファをらんが使っていても文句を言わず、おもちゃもたまに貸しています。
しかし、おやつだけは絶対に譲りません。

性格は正反対ですが、らんはマックスを尊敬し、マックスはらんをかわいがっているため、2匹ならではの距離感で良い関係を保っているように思います。

「犬種で性格がだいたい決まる」は本当?

犬を飼おうと考えるとき、どの犬種を選ぶかは犬種ごとの大まかな性格などを調べて飼う場合が多いです。
集合住宅だからあまり吠えない犬種が良いとか、小さな子供がいるからおとなしい犬種が良いとか、それぞれのライフスタイルにあった家族を迎えるためには事前にある程度の性格の傾向を調べておくことは大切なことですよね。

しかし、それはあくまでも目安であり必ずしもそうとは限らないということは頭に入れておきましょう。
人間も民族や国である程度国民性や民族性など性格を語ることがありますが、全ての人がそれに当てはまるわけではありませんよね。

犬もそうなので必ずしも犬種の性格に当てはまるとは言い切れないのです。

らんの場合はシェルティの性格である明るく警戒心が強いという部分は当てはまっていると思います。
しかし、忠誠心が強いことや家族以外に慣れないという性格は「?」な部分もあります。

「ツンデレ」なところが「忠誠心」に疑問を持つ理由ですが、真面目なので言いつけは守ります。そういう意味では忠誠心は強いと言えるかもしれません。

家族以外に慣れないと言うところも、相手次第ではそうでもないです。
小さな子供は好きなようで子供に合わせて遊ぶことができますし、ドッグランに行くと他の犬達よりも別の飼い主さんと仲良くなっていることも・・・

犬種ごとの性格はあくまで目安と考えて、家族に迎えた子の個性を受け入れてお互いに良い関係が築けるようなペットライフが送れるようにしましょう。


著者情報

maitoran(堀江麻衣)


不動産分野全般に執筆実績と関心のあるフリーライター。
2014年に中途で障害を持ち、以来「日々の暮らしの”不便”を”便利”に変える」をモットーに、家づくりについて研究中。
日々、住まいを改造・改築しながら、快適な家づくりを目指している。
趣味:スケート観戦、ハンドメイド(羊毛フェルトでなんでも作る)、間取り図を見ること、旅行。
2匹の犬と暮らして溺愛中。


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