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17歳の元気なシニア犬マックス

人間でも犬でも、年齢を重ねてもいつまでも元気な姿を見せてくれることは本当にありがたいことです。
筆者の家系は比較的長生きなようで、90過ぎまで元気に生きてきた先祖も多いです。

そんな中でも特に長生きと言えるのがマックスかもしれません。
マックスはラブラドールレトリバーとビーグルのミックス犬で、現在17歳、今年18歳になる予定です。

身体の大きさはラブラドール寄りなので大型犬と言えます。

犬の人間年齢換算には諸説ありますが、大型犬で17歳となると、人間年齢で100歳を超えると言われています。
つまり、マックスがもし人間だったら明治生まれくらいになるはず・・・

明治時代となると大河ドラマでしか知らない世界ですから、ただただすごいなと言う感想しか出てこないくらいです。

マックスは長生きなのはもちろんですが、元気で年齢を感じさせないほど若々しいのです。

子犬の頃から今まで毎日朝晩の散歩は欠かせませんし、今でも食欲は旺盛です。
犬も高齢化のために認知症になる子が増えていると言われていますが、その兆候も今のところありません。

毛並みも良く白髪も生えず、散歩もスタスタ歩いているので、道で話しかけられて年齢を聞かれて話すと誰もが驚きます。

マックスのきょうだいもご存命のようですので、家系的にも長生きなのかもしれません。

また、性格面でも長生きの要素があるのではと考えています。
マックスはとてもマイペースで自由気まま、食べたい時に食べて、水を飲みたいときに飲んで、好きな時に好きな場所で寝ます。
同居犬のらんには結構気を使っていますが、人間相手だと強行突破することもあります。(まあそれも年の功で許されてしまうのですが・・・)

マックスの長生きの秘訣は遺伝的要素や性格的要因が大きいかもしれませんが、「飼い主側として気をつけていた点」もあります。
それが功を奏したかどうかはわかりませんが、今回はマックスとの生活を振り返って見たいと思います。

17年間の生活の記録

現在のマックスは室内で人間用のソファで好きな時に昼寝して、寝るときは人間の布団を間借りするような室内で自由気ままな生活を送っていますが、家に迎えた当初は全く環境が違いました。

15年以上も前はまだ犬は外で飼うというイメージも多く、父と母も幼少期に犬を飼っていたその記憶のままなので、外で飼うのが当たり前でした。

流石に食事はドッグフードでしたが素材なども気にせず、ホームセンターで安いものを与えていたと思います。
犬小屋も大きくなると思わなかったので(母犬がビーグルだったので中型犬くらいだろうと思っていた)柴犬サイズの犬小屋をお下がりでもらっていました。

(この小屋はすぐに手狭になり、のちに人間が入れるサイズの犬小屋を作ってもらうことになるのですが。)

当時は私は学校から帰るのが楽しみで、授業が終わった瞬間に教室を飛び出す勢いでした。
学校から帰ったらまずマックスと戯れて、制服が汚れると怒られて仕方なく家に入って着替えて散歩して、帰ってきたらまた遊んで・・・

本当にずっとマックスと遊んでいました。

室内に入れたいと頼みましたが、当時は「犬は外で飼うもの」という常識もありなかなか入れてもらえず、特に雨の日や冬のよく冷える日はどうにかして室内に入れてあげたいと思っていました。

そんなマックスが室内で暮らすようになったきっかけは、あの震災でした。
私は当時家を出ていましたが、実家は窓ガラスが割れたり食器棚が倒れたりして、しばらくは車の中で寝ていたそうです。

マックスは庭のウッドデッキで飼っていたのですが、それを機に室内で暮らすようになりました。

それからは家族みんながもう外には戻せないと意見が一致しています。

室内で暮らすようになってから、マックスは一度手術をしています。
良性の腫瘍だったのですが、その手術と併せて去勢手術を行いました。

去勢・避妊手術については飼い主さんそれぞれにポリシーがありますが、マックスの場合は去勢してからヒート中のメスの匂いに反応して遠吠えをすることもなくなりましたので、そういうストレスからは解放されたのではと思っています。

手術後太るといったことも特になく、顔つきもなんだか穏やかになったような気がしました。

そして手術を機に病院で定期検診を受けるようにもなりました。

それまで大きな病気もしたことがなかったので、病院は予防接種くらいでしか行かなかったのですが、血液検査で定期的にチェックしています。

そこで15歳前くらいに中性脂肪が高いとのことで低脂肪食を勧められました。
当時マックスは夏場はバテるのか食欲が落ちていたので、それを機にフードを調べて価格帯を上げたところ、一気に食いつきが良くなり、夏バテが解消しました。

(この前後に私は車椅子生活になり実家で再び暮らすようになるのですが、マックスは今まで通り接してくれました。
人間では全く同じようにということはなかなかないので素直に嬉しかったですし、犬の懐の広さに感激したものでした。)

低脂肪フードに変えただけで、数値も正常に収まり、さらにダイエットにも成功しました(バクバク食べているのに・・)。
ダイエットをしてスリムになったのはちょっと羨ましかったです。

病院に定期的に通うようになったことで飼い主側の意識も高くなるのか、今では関節や目のサプリも飲んでいます。

飼い主の意識の変化

こうやって振り返ってみると、室内で暮らすようになることをきっかけに飼い主側は犬の健康に気を使うようになった気がします。
やはり一つ屋根の下にいる方が家族としての実感が湧きやすいのかもしれません。
また、毎日顔を見ることでちょっとした体調の変化にも気付きやすいのかなとも思います。

さらに、ネットの力も飼い主に変化をもたらしていると思います。
飼い始めた当初はネットがなかったので親の子供の頃犬を飼っていた記憶が飼い方のベースでした。
しかし、今はわからないことがあればすぐにネットで調べられます。

食べてはいけないものや体調についてなど、ネットで調べることで昔の常識とは違うこともすぐにわかるのです。

あくまで一例にすぎませんが、長生きのためには本犬の素質プラス、飼い主が正しい情報を知ることが大切なのではと思います。


著者情報

maitoran(堀江麻衣)


不動産分野全般に執筆実績と関心のあるフリーライター。
2014年に中途で障害を持ち、以来「日々の暮らしの”不便”を”便利”に変える」をモットーに、家づくりについて研究中。
日々、住まいを改造・改築しながら、快適な家づくりを目指している。
趣味:スケート観戦、ハンドメイド(羊毛フェルトでなんでも作る)、間取り図を見ること、旅行。
2匹の犬と暮らして溺愛中。


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